❇️お値下げしました(このお値段で動きがないようでしたら、再出品します)。哀愁のある切ない表情をした少年です。メルカリでは女の子に人気が集まりがちですが、この子はあまり男の子臭くない、どちらかというと中性的な優しい柔和な表情をしています。ところで、お人形世界には「ビスクドール」という言葉が氾濫していますが、語源となる「ビスキュイ(仏語)」が二度焼きを意味することからも分かるように、一度焼いた磁器素材に彩色を施しもう一度焼いたものが正規のビスクドールです。二度の手間をかけることによって、独特の滑らかで優しい肌と、ナチュラルな色合いが生まれます。ポーセリンドールや磁器人形と比べると、その差は歴然です。１９８０年代からビスクドール作りを始めた角倉さん。リプロからオリジナルの創作ビスクドールへと移行して３０年以上になります。もはや熟練。この子は、「ハンサムボーイ」と題されたシリーズの一人です。現在も活躍中の方ですので、ネットで検索されれば、創作のプロセスや展覧会のご様子等もご覧になれます。NHKにご出演された時の映像もあります。こちらは7～8年前の個展作品で、定価は25万くらいです(こちらもネットでご確認いただけます)。角倉さんのドールは型作りからお洋服、靴に至るまで、すべて彼女の手作りです。従って、一人一人が異なるオリジナル、世界にたった一つの花です。服の材料はほとんどが海外からのお取り寄せで、靴は革製です。ちなみに彼女はフェルトの帽子作家でもありますので、この子がかぶっている帽子も一点ものの本格派です。修理もドレスの新調等も角倉さんに依頼すると対応してくださるそうですから、ハンサムウーマンに本格的に変身させることも。頭と胸、肘から先、膝下から先がビスクで、繋いでいる部分は柔らかな白い皮に詰め物です。茶系のガラスアイ、お顔はハンドペイント、髪はオリジナルのハンドメイドウイッグを貼りつけてあります。人毛なのか否か、私には識別できません。背中に門倉さんのサインが刻印されています。身長 約 42 cm体重 約750g❇️首のゴムがいくぶん緩めです。アンティークドールヴィンテージドール創作人形球体関節人形